【検証】FREEDOM_for_USDCHFは稼げる?フォワード実績で正直レビュー

FREEDUM
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※免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。

米ドル/スイスフラン(USDCHF)を5分足で取引するリバーサル系スキャルピングEA「FREEDOM_for_USDCHF」を、Fマガ編集部が再検証しました。初回レビュー時点ではフォワード実績が公開されておらず、バックテストだけを見て総合評価C(★3.0)としていたEAです。

その後、販売ページで495取引ぶんのフォワード実績が公開されました。結論からお伝えすると、フォワードのプロフィットファクターは0.86、収益は-112,117円で、初期額100万円に対して収益率は-13.00%です。バックテストのPF1.66・勝率84%とは別の姿が出ています。総合評価は★1.5(D)に引き下げました。

FREEDOM_for_USDCHFのEAステータスカード。PF0.86・勝率74.6%・495取引・収益-112,117円・グレードD
Fマガ作成のEAステータスカード。数値は販売ページの公開フォワード実測値です。

30秒でわかる FREEDOM_for_USDCHF

  • 総合評価 ★1.5/5.0(D|フォワードが公開され、マイナス収支が判明)
  • フォワード PF0.86 / 勝率74.55%(369勝126敗) / 495取引 / 収益 -112,117円
  • 最大ドローダウン34.99%(335,897円)。バックテストの3.61%から約9.7倍
  • TP15pips・SL50pipsの逆比率設計で、損益が釣り合う勝率は約77%
  • 一言評価「初回に書いた撤退ラインへ実際に到達した、構造どおりに崩れたEA」
目次

成績の推移と編集部の見解

Fマガでは一度レビューしたEAを同じ指標で追い続けています。初回レビューで載せた数字と、今回の再計測で確認した数字を並べます。初回はフォワードが未公開だったため、掲載できたのは開発元公開のバックテストのみでした。

指標 初回レビュー(バックテスト) 今回の再計測(フォワード)
プロフィットファクター1.660.86
勝率84%74.55%(369勝126敗)
取引数3,605回(約24年分)495回
最大ドローダウン3.61%34.99%(335,897円)
損益+8,216ドル(初期10,000ドル)-112,117円(初期1,000,000円)
リスクリターン率約2.3(総利益÷DDの概算)-0.33
最大保有ポジション3(仕様値)3(実測でも同じ)
フォワード公開なしあり(495取引)
販売価格24,800円29,800円
Fマガ総合評価★3.0(C)★1.5(D)

なぜ評価が下がったのか

成績が悪化したというより、初回は見えていなかったフォワードが見えるようになったというのが実態です。バックテストは約24年分の値動きに合わせて調整した結果で、フォワードは販売開始後の実運用の記録です。同じEAでも別の数字が出ます。

差を生んでいるのは勝率です。バックテストの84%に対し、フォワードは74.55%で約9.5ポイント低い水準にあります。このEAはTP15pips・SL50pipsという損益比が逆転した設計なので、損益が釣り合う勝率は50÷(15+50)で約77%です。74.55%はその線を下回っており、勝ちの回数が多くても収支はマイナスになります。

実測の平均利益2,741円と平均損失-9,342円から比を取ると約3.4倍で、SL50÷TP15の3.33倍とほぼ一致します。この比から損益分岐の勝率を計算しても約77.3%となり、仕様から求めた約77%と同じ答えになります。設計どおりに動いた結果として、勝率がわずかに足りずマイナスへ落ちたという読み方ができます。

編集部の見解
初回レビューで、Fマガは想定勝率ごとの損益試算表を載せ「77%でほぼ損益ゼロ、75%以下はマイナス圏」と書きました。撤退条件にも「直近の勝率が84%から下がり75%台に近づいたとき」を挙げています。実測勝率は74.55%で、その線を実際に下回りました。読みは当たっていたことになります。

一方で反省もあります。フォワードが1件も無い状態で総合★3.0(C)を付けたのは高すぎました。バックテストが約24年・3,605取引と厚いことを信頼性の根拠として加点しましたが、今回それは実運用の再現性を保証しないと確認できました。同じ構造のEAを見るときは、バックテストの量ではなく損益分岐勝率とバックテスト勝率の余裕幅を先に見ます。このEAでは84%と77%の差、つまり余裕はわずか7ポイントしかありませんでした。

次回もPF・勝率・最大ドローダウン・リスクリターン率の4指標で追い、フォワードの取引数が増えた時点で再計測します。

FREEDOM_for_USDCHFの基本情報と仕様

基本スペックです。開発元は初回レビュー時のSEVEN SYSTEM TRADEからTeRAへ名称が変わっています。

項目内容
EA名FREEDOM_for_USDCHF
開発元TeRA(旧SEVEN SYSTEM TRADE)
価格29,800円(税込)
プラットフォームMT4
対応通貨ペアUSD/CHF(米ドル/スイスフラン)
時間足5分足(M5)
トレードスタイルリバーサル系スキャルピング(夜間エントリー)
最大保有ポジション3(実測でも3)
利確幅(TP)15pips
損切幅(SL)50pips
利用者数72人
入手経路GogoJungle(シストレ.COM配布は終了)
Fマガ総合評価★1.5/5.0(D)

フォワード実績データの評価

販売ページで公開されている全期間のフォワード実績です。運用先は外為ファイネストのデモ口座で、円建て・初期額100万円で記録されています。

FREEDOM_for_USDCHFの公開フォワード実績。PF0.86・勝率74.55%・最大ドローダウン34.99%・収益-112,117円
販売ページの成績パネル(全期間)をFマガが取得したものです。
指標数値Fマガ評価
収益-112,117円マイナス
プロフィットファクター0.861.0未満
勝率74.55%(369勝126敗)分岐点の約77%を下回る
総取引数495回判断できる量
最大ドローダウン34.99%(335,897円)深い
リスクリターン率-0.33マイナス
平均利益 / 平均損失2,741円 / -9,342円約3.4倍の非対称
最大利益 / 最大損失6,134円 / -14,363円損切は機能
口座残高887,883円初期額から目減り
推奨証拠金862,461円高め
含み収益0円持ち越しなし

約定明細から読み取れること

公開されている約定明細では、勝ちトレードの値幅が約15pips、負けトレードの値幅が約50pipsで決済されています。直近の1件はエントリー0.81269からストップ0.80764での決済で、約50.5pipsの損失です。その前の勝ちトレードは0.81145から0.81296までの約15.1pipsでした。公表スペックのTP15pips・SL50pipsが、実際の約定でもそのまま出ていることになります。

エントリー時刻は22時台から23時台に集中しており、夜間に仕掛けるという設計も実際の記録と合っています。ただし決済は翌日の朝や昼にまたがる例があり、稼働が夜間の2時間で完結するわけではありません。

ドローダウンの読み方
最大ドローダウン335,897円は初期額100万円の約35%にあたります。推奨証拠金862,461円で運用したとしても、資産の3分の1が一時的に沈む場面があった計算です。バックテストの3.61%という数字とは前提が違うと考えたほうが安全です。

バックテストとフォワードの乖離

このEAで最も参考になるのは、バックテストとフォワードがどれだけ離れうるかという実例です。開発元が公開したバックテストは約24年・3,605取引でPF1.66・勝率84%・最大ドローダウン3.61%でした。フォワードは495取引でPF0.86・勝率74.55%・最大ドローダウン34.99%です。

とくに差が大きいのはドローダウンで、率にして約9.7倍に広がっています。バックテストで評価した「守りの堅さ」は、実運用の記録では確認できませんでした。夜間に稼働するEAはスプレッドの拡大やスリッページの影響を受けやすく、1回あたり数pipsのコスト差でもTP15pipsに対する比率は小さくありません。

なお、バックテスト自体が誤りだったという話ではありません。過去の値動きに対しては実際にその成績が出ています。過去に合わせた結果と、これから起きる相場での結果は別という当たり前のことが、数字の形ではっきり出た事例です。

5段階評価と採点根拠

収益性・安定性・リスク管理・信頼性・コスパを各5点満点で評価しました。総合は平均値です。

収益性★☆☆☆☆ 1.0 PF0.86・収益率-13.00%
安定性★☆☆☆☆ 1.0 最大DD34.99%・リスクリターン率-0.33
リスク管理★★☆☆☆ 2.0 SLは機能・ナンピンなし・最大3ポジ
信頼性★★½☆☆ 2.5 フォワード495取引を開示・ただしデモ口座
コスパ★☆☆☆☆ 1.0 29,800円へ値上げ・成績はマイナス
総合 ★1.5/5.0(D)

採点の根拠と詳細

D評価の理由は、フォワードで収支がマイナスに転じている点に尽きます。一方で信頼性だけは初回と同じ2.5を維持しました。フォワードを公開したという事実は、開示姿勢としては前進だからです。ただし運用先がデモ口座であるため、実際の約定条件とは差が出る可能性を含みます。

評価できる点

評価できる点
  • 495取引ぶんのフォワードを公開しており、買う前に実運用の記録を確認できる。
  • 損切が明確に機能しており、最大損失も-14,363円に収まっている。
  • 含み収益0円で、決済していない損失を抱え込むナンピン型ではない。
  • 最大保有ポジションが仕様どおり3で収まっている。

注意すべき点

注意すべき点
  • フォワードのPFが0.86で、収支がマイナスの状態にある。
  • 最大ドローダウンが34.99%とバックテストの約9.7倍に広がっている。
  • 勝率74.55%は損益分岐の約77%を下回っており、構造上プラスへ戻りにくい。
  • 価格が29,800円へ上がっている一方、公開されている成績は下向きである。

運用リスクシミュレーション

損益比が逆転したEAで何が起きるかを、実測値で確かめられる事例になっています。数字は参考値で、将来の利益を保証するものではありません。

損益分岐勝率という考え方

TP15pips・SL50pipsのEAでは、負け1回を取り返すのに勝ちが3回以上必要です。損益が釣り合う勝率は50÷(15+50)で約77%になります。この線より勝率が高ければプラス、低ければマイナスという単純な構造です。

勝率 100回取引後の損益(pips) 状態
84%(バックテスト)+460pipsプラス圏
約77%±0pips損益分岐
74.55%(フォワード実測)-154pipsマイナス圏
70%-450pips悪化

バックテストの84%と分岐点の約77%の差は7ポイントしかありません。この余裕幅の狭さこそが、このEAの本質的なリスクでした。実際、フォワードでは9.5ポイント落ちて分岐点を割り込んでいます。

運用中の撤退条件チェックリスト

こうなったら一時停止・見直しを検討
  • 直近100取引の勝率が損益分岐の約77%を下回ったとき(公開値では到達済み)
  • 含み損が推奨証拠金の3割に近づいたとき
  • 夜間帯のUSDCHFスプレッド拡大が続くとき
  • スイスフランの急変リスクが高まるニュースが続くとき
  • 同時保有ポジションが上限の3に達する頻度が増えたとき

FREEDOM_for_USDCHFの向き不向き

向いている人

  • バックテストとフォワードの差を自分の目で確かめたい人
  • 損益比が逆転したEAの挙動を学習目的で観察したい人
  • マイナス収支を承知のうえで少額検証したい人

向かない人

  • 公開フォワードがプラスのEAだけを選びたい人
  • 最大ドローダウンを2割以内に抑えたい人
  • 購入額に見合う収益を短期で求める人
  • 資金の3分の1が沈む場面に耐えられない人

USDCHFという通貨ペアの特性

スイスフランは有事に買われやすい通貨で、USDCHFは比較的値動きが落ち着いた通貨ペアです。夜間のレンジを逆張りで狙う戦略の対象として選ばれる理由は理解できます。

ただしスイス国立銀行の政策変更は相場を大きく動かします。過去には上限撤廃でスイスフランが急騰した例もあり、夜間だから安全という前提は置けません。

購入を検討する場合の進め方

  1. GogoJungleの商品ページで最新のフォワード実績を自分で確認する。本記事の数値も更新される可能性があります。
  2. 勝率が損益分岐の約77%を上回って推移しているかを見る。
  3. 利用するFX業者のUSDCHF夜間スプレッドを確認する。
  4. 最小ロットで運用し、公開フォワードとの差を記録する。

FREEDOM_for_USDCHFに関するよくある質問

Q. フォワード実績はありますか?

A. 公開されています。全期間で495取引・PF0.86・勝率74.55%・収益-112,117円です。運用先は外為ファイネストのデモ口座で、円建て・初期額100万円の記録です。初回レビュー時点では未公開でした。

Q. バックテストのPF1.66は嘘だったのですか?

A. 過去データに対しては実際にその成績が出ています。ただしフォワードはPF0.86で、最大ドローダウンも3.61%から34.99%へ広がりました。バックテストの数字は将来の成績を示すものではないと考えてください。

Q. 勝率74.55%もあるのになぜマイナスなのですか?

A. TP15pipsに対しSL50pipsという逆比率の設計だからです。損益が釣り合う勝率は約77%で、74.55%はその下にあります。実測の平均利益2,741円と平均損失-9,342円の比も約3.4倍で、同じ結論になります。

Q. 今から購入する価値はありますか?

A. Fマガの評価は★1.5(D)で、積極的にはおすすめできません。公開フォワードがマイナス収支のまま価格は29,800円へ上がっています。判断材料として販売ページの最新実績を確認してください。

Q. 最大ドローダウン34.99%はどの程度の重さですか?

A. 金額では335,897円で、初期額100万円の約3分の1です。推奨証拠金862,461円で運用しても資産が大きく沈む場面があった計算になります。

Q. VPSなしで動かせますか?

A. 自宅PCでも動作しますが、接続が切れると注文が残るリスクがあります。エントリーが夜間に集中し決済が翌日にまたがるため、VPS環境の利用を推奨します。

Q. シストレ.COM配布終了はどういう意味ですか?

A. シストレ.COMでの配布が終わり、そちらでのモニタリングは受けられません。GogoJungle経由の購入は可能で、フォワードも同社ページで公開されています。

まとめと結論

総合評価 ★1.5/5.0(D)

FREEDOM_for_USDCHFは、USDCHFの夜間レンジを逆張りで狙うナイトスキャルEAです。初回レビューではバックテストしか材料がなくC評価としましたが、495取引のフォワードが公開され、PF0.86・収益-112,117円・最大ドローダウン34.99%という実態が確認できました。総合評価はDへ引き下げます。

数字が崩れた理由は明快で、TP15pips・SL50pipsという設計の損益分岐勝率が約77%であるのに対し、実測勝率が74.55%だったという一点です。初回レビューで示した試算表と撤退ラインは、そのまま現実になりました。高勝率をうたうEAを見るときは、勝率の数字ではなく損益分岐勝率との余裕幅を確認してください。

購入前のチェックリスト

  • 損益分岐勝率(SL÷(TP+SL))を自分で計算したか
  • 公開フォワードの勝率がその線を上回っているか
  • 最大ドローダウンの金額を資金と比べて許容できるか
  • デモ口座の記録と実口座の差を織り込んでいるか

最新の実績は販売ページでご確認ください

GogoJungleでFREEDOM_for_USDCHFを確認する

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※当サイトの情報は投資助言ではありません。EAの運用は自己責任で行ってください。過去の成績は将来の利益を保証するものではありません。相場環境によっては損失が出る可能性があるため、十分な資金管理とリスク管理が求められます。

編集長 KEN
編集長 KEN EDITOR
Fマガ編集長。FX自動売買EAをシストレ.COM × GoGoJungle 横断で検証する独立メディア。販売元に偏らず、実データと実運用で良い点も悪い点も正直に評価します。

※本記事の成績数値は執筆・更新時点の公開データに基づきます。EAの成績は日々変動するため、最新の実績は販売元の商品ページでご確認ください。

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