本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。
USD/JPYのM5で動くナンピンなし・最大1ポジションのEA「Hydrangea」を、GogoJungle公開のフォワード実績をもとに忖度なしで再検証しました。総合評価は★2.7(グレードC)。最大ドローダウン16.02%(47,004円)という浅さと最大損失3,470円という傷の小ささは初回レビューどおりですが、集計時点では直近1年がPF0.89・-9,234円、直近3カ月がPF0.61・-9,828円と利益が出ていません。なお当サイトの初回レビューはこの数字を「バックテスト」と書いていましたが、初期額100万円の口座で計測されたフォワードです。今回その誤りを訂正します。
⚠️ 30秒でわかる Hydrangea
- 総合評価 ★2.7(グレードC・初回の2.8から微減)
- 全期間 PF 1.13/勝率 55.03%(383勝313敗・696取引)/収益 +94,971円
- 直近1年 PF 0.89・-9,234円、直近3カ月 PF 0.61・-9,828円と足元は赤字
- 最大ドローダウン 16.02%(47,004円)・最大損失3,470円と守りは堅い
- 一言でいうと「崩れにくいが、ここ1年は利益が残っていないドル円単発EA」
この記事でわかること
- Hydrangeaの正確なスペックと開発元
- 公開数値がバックテストではなくフォワードである根拠
- 全期間と直近期間で成績がどれだけ違うか
- 初回計測から今回までの推移と訂正点
- 浅いドローダウンと薄い利益をどう評価するか
- よくある質問への回答
Hydrangeaの基本情報
| EA名 | Hydrangea |
| 開発元 | 金ツッパ侍(GogoJungle出品) |
| 価格 | 28,000円(税込・買い切り) |
| 通貨ペア / 時間足 | USD/JPY / M5(5分足) |
| スタイル | アノマリーとテクニカルの融合(デイトレード) |
| ナンピン / マーチン | なし / なし |
| 最大保有ポジション | 1 |
| SL / TP | 30pips / 1,000pips(販売ページ記載) |
| プラットフォーム | MetaTrader 4 |
| 推奨証拠金 | 156,437円(GogoJungle表示・集計時点) |
| 利用者数 | 451人(集計時点) |
| Fマガ総合評価 | ★2.7/5.0(グレードC) |
編集部メモ GogoJungleの成績パネルにある「初期額」「口座残高」「含み収益」は、実際に稼働している口座を第三者計測したフォワードの項目です。初回レビューはここを読み違えていました。フォワードであれば期間タブで直近の成績も読めるので、今回は全期間と直近期間を分けて評価します。
取引ロジックの特徴
アノマリーとテクニカルを組み合わせたエントリー
販売ページによると、指定した時間帯というアノマリー要因と、テクニカル的な優位性の両方を見て仕掛ける設計です。指定時間前でもテクニカルが良ければ入り、指定時間でもテクニカルが悪ければ見送るという柔軟さがあります。ポジションは常に1つで、ナンピンや両建てはありません。
時間・TP・テクニカルの3系統で決済
SLは30pips、TPは1,000pipsと設定されていますが、実際の決済は時間決済・TP決済・テクニカル決済の複数要因で行われます。フォワードの平均利益1,831円に対して平均損失は1,975円で、最大損失は3,470円です。1回の傷が小さい代わりに、勝率55.03%では利益の積み上がりも緩やかです。
得意な相場と苦手な相場
方向感のある短期的な値動きが得意で、小さな利益を淡々と積みます。細かく往来するもみ合いでは損切りが重なりやすく、直近3カ月のPF0.61はそうした相場が続いたことを示しています。利益の余裕が薄いため、スプレッドの広い口座では公開実績より不利になります。
フォワード成績を読み解く
GogoJungleのフォワードは出品者が数字を編集できない第三者計測のため、EAの実力を測る材料としてはもっとも信頼できます。Hydrangeaは初期額100万円の口座で計測され、口座残高は集計時点で1,094,971円です。含み損は0円です。
| 指標(全期間) | 数値 | Fマガ評価 |
|---|---|---|
| 収益率 | 60.71% | 推奨証拠金が小さいので率は高く出る |
| プロフィットファクター | 1.13 | 初回1.15から微減 |
| 勝率 | 55.03%(383勝313敗) | 5割をわずかに超える |
| 総取引数 | 696回 | 初回661回から35回増 |
| 収益 | +94,971円 | 初回100,248円から約5千円減 |
| 最大ドローダウン | 16.02%(47,004円) | 金額は初回から変わらず浅い |
| リスクリターン率 | 2.02 | 収益がDDの約2倍 |
| 平均利益/平均損失 | 1,831円/-1,975円 | 損失側がやや大きい |
| 最大利益/最大損失 | 13,910円/-3,470円 | 1回の傷が小さい |
| 口座残高/初期額 | 1,094,971円/1,000,000円 | 含み損なし |
期間を切り替えると直近1年は赤字
GogoJungleの成績パネルは期間タブで集計範囲を変えられます。当サイトが全タブを切り替えて読んだ結果が下の表です。
| 期間 | 取引数・勝率 | 収益 | PF |
|---|---|---|---|
| 全期間 | 696回・55.03% | +94,971円 | 1.13 |
| 直近2年 | 250回・51.60% | +10,780円 | 1.02 |
| 直近1年 | 121回・52.07% | -9,234円 | 0.89 |
| 直近6カ月 | 64回・56.25% | +555円 | 0.99 |
| 直近3カ月 | 31回・54.84% | -9,828円 | 0.61 |
| 直近1カ月 | 12回・50.00% | -4,356円 | 0.62 |
データの読み方 全期間の収益94,971円のうち、直近2年で稼いだのは10,780円だけです。つまり利益の大半は販売開始から最初の2年間で作られ、この1年は赤字です。稼働は続いており取引は積み上がっていますが、勝率が5割前後まで下がると平均損失が平均利益を上回る構造がそのまま損失になります。
成績の推移と編集部の見解
当サイトはこのEAを記事公開時に一度計測しています。同じ指標で追いかけた結果が下の表です。
| 指標 | 初回計測(記事公開時) | 今回の再計測 |
|---|---|---|
| 数値の種別 | 「バックテスト」と記載(誤り) | フォワード(初期額100万円の計測口座) |
| プロフィットファクター | 1.15 | 1.13 |
| 勝率 | 54.92%(363勝298敗) | 55.03%(383勝313敗) |
| 総取引数 | 661回 | 696回 |
| 収益 | 100,248円 | 94,971円 |
| 最大ドローダウン | 15.94%(47,004円) | 16.02%(47,004円) |
| リスクリターン率 | 2.13 | 2.02 |
| Fマガ総合評価 | ★2.8(グレードC) | ★2.7(グレードC) |
なぜ35取引増えて収益が減ったのか
初回から今回までに増えた取引は35回で、内訳は20勝15敗です。勝率57%と悪くないのに収益が5,277円減ったのは、平均損失が平均利益を上回る構造のためです。勝ちで1,800円前後を積み、負けで2,000円前後を失う形では、勝率が6割を切ると収益が伸びません。最大ドローダウンの金額47,004円は更新されておらず、大きく崩れたわけではありません。
編集部の見解
初回レビューの「守りは堅いが利益は薄い」という評価は、今回の35取引でもそのまま当てはまりました。訂正すべきは数値の種別をバックテストと書いた点で、これは当サイトの読み違えです。フォワードだとわかったことで期間タブが読めるようになり、直近1年が赤字という初回では見えなかった事実が出てきました。読者が学べるのは、全期間のPFが1を超えていても、いつ稼いだ利益なのかを期間別に確かめる必要があるという点です。一方で最大損失3,470円・最大DD47,004円という傷の浅さは4年以上の稼働で保たれており、口座が一気に崩れる形のリスクが小さい点は評価を変えていません。総合評価は★2.8から★2.7へ微減としました。次回は直近1年のPFが1.0を回復しているかを見ます。
Fマガ独自5軸評価
| 収益性 | ★☆☆☆☆ 1.5 | 全期間PF1.13・直近1年はPF0.89で赤字 |
| 安定性 | ★★★☆☆ 3.0 | リスクリターン率2.02・DD金額は更新なし |
| リスク管理 | ★★★☆☆ 3.5 | ナンピンなし最大1ポジ・最大損失3,470円 |
| 信頼性 | ★★★☆☆ 3.0 | 696取引・利用者451人・フォワード稼働中 |
| コスパ | ★★☆☆☆ 2.5 | 28,000円は直近の収益に対して割高 |
| 総合 | ★★★☆☆ 2.7 | グレードC(守りは堅いが足元は赤字) |
メリットとデメリットを正直に評価
✅ メリット
- 最大ドローダウン47,004円・最大損失3,470円と傷が浅く、4年以上更新されていない
- ナンピン・マーチンなし・最大1ポジションで挙動がシンプル
- フォワードが現在も稼働しており、直近の実力を確かめられる
- 推奨証拠金156,437円と少額から試せる
- 28,000円の買い切りで追加費用がない
⚠️ デメリット
- 直近1年がPF0.89・-9,234円、直近3カ月がPF0.61と足元は赤字
- 全期間の利益の大半は最初の2年で作られ、直近2年は10,780円しか増えていない
- 平均損失1,975円が平均利益1,831円を上回り、勝率が落ちると損失になる
- PF1.13は利益の余裕が薄く、スプレッド次第で削られる
- 初回計測から35取引で収益が5,277円減った
USD/JPY単発型EAとの比較
ナンピンを使わず最大1ポジションで動くドル円EAは、当サイトが同じ指標で複数レビューしています。守りの堅さと収益性のバランスで比べると位置づけがわかります。
| EA | 設計 | 当サイトの評価 |
|---|---|---|
| Hydrangea(本機) | M5・アノマリー×テクニカル | DD浅いが直近1年赤字・グレードC |
| Chronos Odin USDJPY | H1・OsMAトレンドフォロー | 再計測でPF改善・グレードB |
| Chronos Valkyrie USDJPY | M30・モメンタム合成 | 再計測でPF低下・グレードC |
Hydrangeaの強みはドローダウンの浅さです。同じ単発型でも、直近期間の数字が生きているEAと比べて選ぶことをおすすめします。
推奨資金管理の目安
公開フォワードは初期額100万円で運用され、最大ドローダウンは47,004円でした。GogoJungle表示の推奨証拠金は156,437円で、このドローダウンの約3.3倍です。0.1ロットで運用する場合は15万〜30万円程度を目安に、DDが25%まで拡大しても耐えられる余裕を持たせてください。
- 最大ドローダウン47,004円を明確に更新したとき
- 直近6カ月のPFが0.9を下回り続けるとき
- 取引数が800を超えても全期間PFが1.1を回復しないとき
- 米雇用統計・FOMC・日銀会合の前後は手動停止を検討する
向いている人・向かない人
✅ 向いている人
- 大崩れしない守り重視で少額から試したい人
- 直近の赤字を理解した上で回復を見守れる人
- 低スプレッドのMT4口座を用意できる人
⚠️ 向かない人
- 今すぐ利益を積み上げたい人
- 高いPFや収益効率を求める人
- スプレッドの広い口座しか使えない人
よくある質問(FAQ)
Q. Hydrangeaは稼げますか
全期間ではPF1.13・収益94,971円ですが、直近1年はPF0.89・-9,234円、直近3カ月はPF0.61です。足元では利益が出ていません。
Q. 公開されている数値はバックテストですか
フォワードです。初期額100万円・口座残高・含み収益という項目はGogoJungleが用意した口座(基本はデモ口座)で計測するフォワードにしか無いものです。当サイトの初回レビューはこれをバックテストと誤記しており、今回訂正しました。
Q. 必要な資金はいくらですか
GogoJungle表示の推奨証拠金は156,437円です。最大ドローダウン47,004円を踏まえ、0.1ロットなら15万〜30万円程度が目安です。
Q. ドローダウンが浅いのはなぜですか
SL30pipsで最大1ポジションのため、1回の損失が最大でも3,470円に収まっています。含み損を抱えて耐える設計ではないので、谷が深くなりにくい構造です。
Q. MT5でも動きますか
MetaTrader 4専用です。MT5環境では稼働しません。
まとめ Hydrangeaはどんな人に向いているか
Hydrangeaは、アノマリーとテクニカルを組み合わせてUSD/JPYを最大1ポジションで取引するナンピンなしのEAです。GogoJungleのフォワードで最大ドローダウン47,004円・最大損失3,470円という傷の浅さは4年以上保たれていますが、全期間PF1.13の利益は最初の2年で作られたもので、直近1年はPF0.89の赤字です。初回レビューで「バックテスト」と書いた数値の種別は今回フォワードに訂正しました。守りの堅さを評価して少額で回復を見守れる人には選択肢になりますが、今すぐ利益を求める人には向きません。総合評価は★2.7(グレードC)です。
運用前チェックリスト
- GogoJungleの期間タブで直近3カ月・1年のPFを確認したか
- 最大ドローダウン47,004円を前提とした証拠金を確保したか
- 低スプレッドのMT4口座とVPSを準備したか
- 撤退ラインを事前に決め、稼働ルールを設定したか
- 最新成績をGogoJungleで確認したか



本記事はEAの紹介・分析を目的とした情報提供であり、投資の勧誘や利益を保証するものではありません。掲載数値は集計時点のフォワード実績です。FX自動売買にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
編集長 KEN
Fマガ編集部。GogoJungleの公開データを実数値で照合し、勝率やPFの裏側にあるリスクまで踏み込んで検証しています。
※本記事の成績数値は執筆・更新時点の公開データに基づきます。EAの成績は日々変動するため、最新の実績は販売元の商品ページでご確認ください。
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