本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。FX取引にはリスクが伴い、投資元本を失う可能性があります。投資判断はご自身の責任において行ってください。
USD/JPYのM5で押し目買い・戻り売りを1ポジションで繰り返すスキャルピングEA「SCK_system_USDJPY」を、GogoJungle公開のフォワード実績をもとに忖度なしで再検証しました(9月29日時点・9月18日版からの更新)。総合評価は★1.5(9月18日は1.6)。全期間の収益は-344,594円(9月18日-357,914円)、初期額100万円の口座残高は655,406円で、損切り幅180pipsという設計が1回の負けを最大180,000円にしています。今回は、残高で測った下げが高値から約52%だったことと、途中でロットが1.0から0.4に変わっていたことがわかりました。
⚠️ 30秒でわかる SCK_system_USDJPY
- 総合評価 ★1.5(9月18日1.6・初回の2.4から下方修正)
- 全期間 PF 0.94/勝率 72.52%(9月18日72.45%)・535取引/収益 -344,594円(9月18日-357,914円)
- 残高は高値125.6万円から底60.3万円まで約52%下落。表示の最大DD32.61%は高値からの下げ率ではない
- 1.0ロットの440取引はPF0.91、途中から0.4ロットの95取引はPF1.24。直近1年のプラスは0.4ロットの数字
- 一言でいうと「1ポジなのに損切りが遠すぎて、勝率72%でも元本の約34%を失ったドル円EA」
この記事でわかること
- 1ポジション型なのに口座が約3分の1減った理由
- 残高で測った下げと、ロット変更の影響
- 期間タブで見た直近1年・3カ月の動き
- 初回・9月18日・9月29日の推移
SCK_system_USDJPYの基本情報
| EA名 | SCK_system_USDJPY |
| 開発元 | 令和のだぶるいー(GogoJungle出品) |
| 価格 | 20,000円(税込・買い切り) |
| 通貨ペア / 時間足 | USD/JPY / M5(5分足) |
| ナンピン / マーチン | なし / なし |
| 損切り幅 | 180pips(販売ページ記載) |
| ロット | 販売ページは1.0ロット(変更可)。履歴は1.0ロットのあと0.4ロット |
| プラットフォーム | MetaTrader 4 |
| 推奨証拠金 | 2,104,820円(GogoJungle表示・9月18日は2,107,430円) |
| 利用者数 | 11人(9月29日時点) |
| Fマガ総合評価 | ★1.5/5.0(9月18日は1.6) |
KENのメモ 当サイトが読んだ1ポジション型EAは、最大損失が数千円から1万円台のものがほとんどです。SCK_systemは最大損失180,000円で、原因は損切り幅180pipsです。1ポジかどうかより、1回の負けが何円かを見るべき実例です。
取引ロジックの特徴
押し目・戻りを1ポジションで狙う
ドル円の5分足で、上昇中の押し目を買い、下落中の戻りを売ります。ポジションは常に1つで、ナンピンや買い増しはありません。全期間の平均利益は11,139円と、スキャルピングにしては大きめです。保有時間は中央値で約1.6時間、最長でも約59時間でした。
損切り180pipsで負けが重い
損切り幅は180pipsと遠く、平均損失31,329円は平均利益11,139円の約2.8倍、最大損失は180,000円です。勝率72.52%でも、147回の負けが388回の勝ちを上回り、全期間で-344,594円になりました。
得意な相場と苦手な相場
押し目・戻りが素直に機能するトレンド相場では勝率が上がります。トレンドが転換する局面では損切りまで耐えるため、1回で数万円から18万円を失います。
フォワード成績を読み解く
GogoJungleのフォワードは出品者が数字を編集できない第三者計測(GogoJungleが用意した口座で、基本はデモ口座)です。初期額100万円で計測され、口座残高は9月29日時点で655,406円、含み損は0円です。公開の取引履歴は12月28日から9月28日決済分までの535件で、損益を足すと公開の収益-344,594円と一致しました。
| 指標(全期間) | 数値 | Fマガ評価 |
|---|---|---|
| 勝率 | 72.52%・388勝147敗(9月18日72.45%) | 高いが収益と非連動 |
| 収益(PF0.94・535取引) | -344,594円(9月18日-357,914円) | 初回から約2.0万円悪化 |
| 最大ドローダウン(表示) | 32.61%・772,785円(9月18日32.57%) | 高値からの下げ率ではない |
| 平均利益/平均損失 | 11,139円/-31,329円(9月18日11,185円/-31,448円) | 損失側が約2.8倍 |
| 最大利益/最大損失 | 62,600円/-180,000円 | 1回で約16回分の利益が消える |
| 口座残高/初期額 | 655,406円/1,000,000円(9月18日642,086円) | 元本の65.5% |
残高で測ると、高値から約52%下げている
図は公開の取引履歴を日ごとの終値で描いた口座残高です(決済済みの損益だけで、含み損は含みません)。高値は一昨年4月29日の1,255,938円、底は今年4月9日の602,753円で、下げ幅は653,185円、高値からの下げ率は約52%でした。下げのほとんどは1.0ロットの時代で、昨年4月23日に記録が空く時点で残高は約60万円でした。年別の損益は、計測開始の12月が+34,300円(5取引)、一昨年が+121,891円(320取引)、昨年が-551,204円(115取引)、今年が+50,419円(95取引)です。
「最大DD32.61%」を高値からの下げ率と読まない GogoJungle表示の最大ドローダウン32.61%は、高値からの下げ率ではありません。日ごとの残高で測ると約52%で、残高は高値の48%まで下がっています。
ロットが途中で1.0から0.4に変わった
計測開始から昨年4月23日までの440取引は1.0ロットで、そのあと約1年、取引の記録が空きました。今年4月8日の再開後は0.4ロットで95取引を重ねています。販売ページは1.0ロット(変更可)の記載で、再開後は設定が変わっています。履歴の損切り位置は1.0ロット期が180pips、0.4ロット期が190pipsでした。
直近1年のプラス(+50,419円)は0.4ロットでの数字です。ロットが違えば金額は変わるため、1.0ロット時代の損益とは金額で比べられません。PFはスワップ込みで1.0ロット期0.91、0.4ロット期1.24です(GogoJungle表示の1.28はスワップを含みません)。ただし0.4ロット期は約6カ月とまだ短く、直近3カ月はPF0.84です。
期間を切り替えると直近1年はプラス、3カ月は再び赤字
GogoJungleの成績パネルは期間タブで集計範囲を変えられます。全タブを切り替えて読んだ結果が下の表です(括弧内は9月18日の値)。
| 期間 | 取引数・勝率 | 収益 | PF |
|---|---|---|---|
| 全期間 | 535回・72.52%(9月18日530回・72.45%) | -344,594円(9月18日-357,914円) | 0.94 |
| 直近2年 | 316回・73.73%(9月18日324回・73.77%) | -209,451円(9月18日-203,238円) | 0.93(9月18日0.94) |
| 直近1年・6カ月 | 95回・73.68%(9月18日90回・73.33%) | +50,419円(9月18日+37,099円) | 1.28(9月18日1.23) |
| 直近3カ月 | 55回・69.09%(9月18日52回・69.23%) | -29,571円(9月18日-34,251円) | 0.84(9月18日0.80) |
| 直近1カ月 | 14回・78.57%(9月18日15回・73.33%) | +120円(9月18日-5,791円) | 1.00(9月18日0.88) |
データの読み方 直近1年と6カ月の数値が同じなのは、この1年の取引がすべて今年4月8日以降だからです。つまり約1年の空白のあと0.4ロットで再開し、6カ月弱で+50,419円、そのうち直近3カ月で-29,571円という流れです。勝率が7割前後でも収益が残らないのは、損切り180pipsの構造が変わっていないためです。
成績の推移とKENの見解
当サイトはこのEAを記事公開時に一度計測し、9月18日にも再計測しました。同じ指標で追いかけた結果が下の表です。
| 指標 | 初回計測(記事公開時) | 9月18日 | 9月29日 |
|---|---|---|---|
| 勝率 | 72.75%(347勝130敗) | 72.45%(384勝146敗) | 72.52%(388勝147敗) |
| 総取引数 | 477回 | 530回 | 535回 |
| 収益 | -324,943円 | -357,914円 | -344,594円 |
| 最大ドローダウン(表示) | 31.92%(772,785円) | 32.57%(772,785円) | 32.61%(772,785円) |
| Fマガ総合評価 | ★2.4 | ★1.6 | ★1.5 |
5取引で+13,320円戻したが、構造は同じ
9月18日から増えた取引は5回で、4勝1敗・+13,320円でした。初回計測(477取引)からは58取引・41勝17敗で、それでも損益は-19,651円と、損大利小の構造が続いています。
KENの見解
初回レビューからの「損切り幅180pipsが回復を難しくしている」という評価は変わりません。ただし、履歴を日ごとに数え直して3つ訂正します。1つ目は、表示の最大DD32.61%が高値からの下げ率ではなく、残高で測ると約52%だったこと。2つ目は、9月18日版が「半年」と書いた取引の空白が実際には約1年で、再開後のロットが1.0から0.4に変わっていたこと。3つ目は、直近1年のプラスが0.4ロットの数字で、1.0ロット時代と金額を比べられないことです。1ポジション型という言葉に安心する人は多いですが、このEAは1ポジのまま口座の約34%を失い、残高は高値から約52%下がりました。読者が学べるのは、ポジション数より「1回の負けの上限」と「残高で測った谷」を見るべきだという点です。総合評価は★1.6から★1.5へ下げました。0.4ロットでも直近3カ月はマイナスで、購入・稼働する根拠は見つかりません。次回も同じ指標で追います。
Fマガ独自5軸評価
| 収益性 | ★☆☆☆☆ 1.0 | PF0.94・収益-344,594円・直近1年の+50,419円は0.4ロットでの数字 |
| 安定性 | ★☆☆☆☆ 1.0 | リスクリターン率-0.45・残高は高値から約52%下落 |
| リスク管理 | ★☆☆☆☆ 1.0 | 1ポジだが最大損失18万円・残高が高値の半分ほどまで下落(9月18日は1.5) |
| 信頼性 | ★★★☆☆ 2.5 | 535取引・約1年の空白と途中のロット変更・利用者11人 |
| コスパ | ★★☆☆☆ 2.0 | 20,000円でも成績が伴わない |
| 総合 | ★★☆☆☆ 1.5 | 5軸の平均(1.0+1.0+1.0+2.5+2.0)÷5・9月18日は1.6 |
メリットとデメリットを正直に評価
✅ メリット
- 1ポジション・ナンピンなしで、含み損が雪だるま式に膨らむ型ではない
- フォワードが第三者環境で公開され、崩れ方まで確認できる
- 0.4ロット期は最大損失が-60,120円で、1.0ロット期の約3分の1
⚠️ デメリット
- 全期間-344,594円で口座残高は初期額の65.5%
- 残高は高値から約52%下落した
- 平均損失が平均利益の約2.8倍で、勝率72%でも赤字
- 約1年の空白とロット変更で、全期間の数字が今の設定を表していない
- 直近3カ月もPF0.84で回復していない
- 推奨証拠金210万円と、資金のハードルが高い
同じ開発元・同じ型のEAとの比較
開発元の令和のだぶるいー氏の「コペルニクス・トリプルクラウン」と、1ポジション型の他のドル円EAを並べます。
| EA | 最大損失・最大DD | 見どころ |
|---|---|---|
| SCK_system_USDJPY(本機) | 180,000円・772,785円 | 口座65.5%・残高は高値から約52%下落 |
| コペルニクス・トリプルクラウン | 94,000円・640,166円 | 7年通算プラス・直近6カ月赤字 |
| Fox-Breakout | 3,260円・17,380円 | 4年DD更新なし |
最大損失が3千円台のFox-Breakoutと18万円のSCK_systemでは、1回の負けの上限が約55倍違います。1ポジという言葉ではなく、最大損失の額で比べてください。
推奨資金管理の目安
公開フォワードは初期額100万円で、GogoJungle表示の最大ドローダウンは772,785円、決済済みの残高で測った下げは653,185円(約52%)でした。推奨証拠金は2,104,820円(9月18日2,107,430円)ですが、赤字が続いている以上、資金量を増やしても損失が増えるだけです。稼働させるなら損切り幅を狭める設定変更が前提です。
- 損切り幅を180pipsから狭めた設定で、直近3カ月のPFが1.2以上を確認できたとき
- 失ってよい額だけを別口座に入れて最小ロットで検証するとき
- 米雇用統計・FOMC・日銀会合の前後にEAを手動で外せるとき
向いている人・向かない人
✅ 向いている人
- 損切り幅と谷の深さの関係を実例で学びたい人
- パラメーターやロットを変えて検証できる上級者
⚠️ 向かない人
- 利益を目的に稼働させたい人
- 1ポジション型だから安全だと考える人
- 残高が高値から半分ほどになる局面に耐えられない人
よくある質問(FAQ)
Q. SCK_system_USDJPYは稼げますか
全期間-344,594円で口座残高は初期額の65.5%、直近3カ月もPF0.84です。現時点で稼げる根拠はありません。
Q. 1ポジションなのになぜ口座が3分の1減るのですか
損切り幅が180pipsと遠く、1回の負けが最大180,000円になるためです。平均損失は平均利益の約2.8倍で、勝率72%でも赤字になります。
Q. 直近1年はプラスではないですか
直近1年は+50,419円ですが、約1年の空白のあと0.4ロットで再開した分です。1.0ロット時代は-395,013円で、金額は比べられません。
Q. 残高は最大でどれくらい下がりましたか
日ごとの残高で測ると、高値1,255,938円から底602,753円まで約52%(653,185円)下がりました。表示の最大DD32.61%は高値からの下げ率ではありません。
Q. ロットが途中で変わったのですか
はい。履歴では昨年4月23日までが1.0ロットの440取引、約1年の空白のあと今年4月8日からが0.4ロットの95取引です。理由は確認した販売ページに書かれていません。
Q. 必要な資金はいくらですか
推奨証拠金は2,104,820円ですが、赤字が続く現状では資金量より稼働の是非の問題です。
Q. MT5でも動きますか
MetaTrader 4専用です。MT5環境では稼働しません。
まとめ SCK_system_USDJPYはどんな人に向いているか
SCK_system_USDJPYは、勝率72.52%を保ちながら、損切り幅180pipsのため1回の負けが最大18万円になり、全期間-344,594円で口座残高は初期額の65.5%です。残高は高値から約52%下がり、途中でロットが0.4に変わったため、直近1年の+50,419円は1.0ロット時代と比べられません。1ポジション型という言葉に安心せず、最大損失の額と残高で測った谷で判断すべき実例です。損切り幅を変えない限り、利益を目的に稼働させる根拠は見つかりません。総合評価は★1.5です。
運用前チェックリスト
- 最大損失180,000円を自分のロットに換算して許容できるか確認したか
- 残高で測った下げ(約52%)を自分の資金に置き換えたか
- 損切り幅とロットをパラメーターで変更できるか確認したか
- 失ってよい額だけを別口座に入れているか
- 最新成績をGogoJungleの期間タブで確認したか
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本記事の数値は集計時点のものです。価格・最新のフォワード実績・利用者数はGogoJungle商品ページで確認できます。
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本記事はEAの紹介・分析を目的とした情報提供であり、投資の勧誘や利益を保証するものではありません。掲載数値は集計時点のフォワード実績です。FX自動売買にはリスクが伴います。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
編集長 KEN
GogoJungleの公開データを実数値で照合し、勝率やPFの裏側にあるリスクまで踏み込んで検証しています。
※本記事の成績数値は執筆・更新時点の公開データに基づきます。EAの成績は日々変動するため、最新の実績は販売元の商品ページでご確認ください。
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